「大切にしているのは、自律組織」——上場を経て、ビタブリッドジャパンが“D2Cのプロ”に求める本質とは 大塚博史代表インタビュー
2026.5.12 カテゴリ:d2c企業インタビュー
2026年4月、東証グロース市場への上場を果たした株式会社ビタブリッドジャパン。創業以来、徹底したデータ駆動とロジカルな製品設計で、『ターミナリアファースト』をはじめとする数々のヒットを生み出してきました。
今回、大塚博史代表取締役社長CEOに、EC・D2C経験者へ向けた「組織の規律」と、エージェント経由で入社したメンバーの活躍、そして同社で得られるキャリアの価値についてインタビューしました。

まずは上場、その舞台裏とさらなる成長への決意
——上場おめでとうございます。D2C企業の上場が相次ぐ中、このタイミングでの決断にはどのような意図があったのでしょうか。
大塚氏: ありがとうございます。第二次成長投資期のタイミングであったからです。
上場はあくまで「通過点」で、最大の目的は、不測の事態(コロナ禍など)に左右されず、自分たちが信じる製品に、自分たちの意思で大胆に投資できる「強固な財務基盤」を構築することにありました。
ニュースター経由のメンバーが示す「圧倒的な生産性とマッチングの妙」
——組織運営について伺います。現在、少数精鋭で非常に高い生産性を維持されていますね。
大塚氏: 例えば、売上100億円規模のプロダクトも、実質10名前後のチームで運用しています。今回の上場にあたっても、ニュースターさん経由で入ってくれたメンバーの方々も非常に大きな力になってくれました。
彼らを見ていて感じるのは、ニュースターさんの「マッチングの精度」の高さです。うちの組織は「自由と責任」のバランスを極めて重視しており、それはプロとして自律し、結果にコミットできることが前提です。
ニュースターさんは弊社のこうした独自の文化を深く理解した上で、しっかりマッチした方を複数紹介してくれています。その結果、入社後のミスマッチが極めて少なく、入社した方々は即戦力として、驚くほど自然にこの「プロフェッショナルな空気感」に馴染み、成果を出してくれています。
育成の裏側:インプットを支える独自の「教育資産」
——入社後のスキルアップや教育環境についてはどのようにお考えですか?
大塚氏: 基本的なマインドセットや価値観の共有は、創業時から変わらず大切にしています。例えば、独自の「マンガで読む経済」や「インド映画」の鑑賞など、一見ユニークですが本質を突いたインプットを推奨しています。
また、前期からはマネージャー向けの研修も強化しています。マーケティングの手法(検証の回し方など)は後天的に身につけられるものですが、それを支える「結果管理」の思考や「責任と権限をセットにしたマネジメント体系」という組織運営の基礎を、全社共通の言語として徹底しています。プロとして学び続けたい人には、非常に刺激的な環境だと思います。
「部署ガチャ」はない。実力と行動が正当に報われる評価制度
——売上が大きい既存商品と、苦労の多い新商品担当とで、不平不満は出ませんか?
大塚氏: 出ないですね。一般的な会社では、新商品の開発ばかりが注目されて優遇され、すでに大きく安定している既存商品を担当するメンバーが正当に報われないことが多々あります。しかし、私たちは後者の「大きな売上を維持・成長させているメンバー」にこそ、相応のインセンティブを出し、年収ベースでしっかり報います。これは、過去の私の経験から「大きな責任と重圧を背負っている人間が正当に評価されるべき」という強い信念があるからです。
私たちが主戦場とするダイレクトマーケティングは、すべての結果が明確な「数字」として表れます。だからこそ運任せのガチャなどは存在せず、自分たちの行動次第で成果を変えられます。
一方で、0から1を作る新商品担当の挑戦も無視はしません。半年前に「新規挑戦インセンティブ」を新設しました。大きな山を維持するプロも、新しい価値を創造するチャレンジャーも、どちらも平等に機会があり、その行動と結果が正当に給与に反映される仕組みを整えています。
そして、この評価制度が機能する大前提として、社内のどの環境においても「自律組織」であることをかなり重視しています。高い自由度を与える代わりに、責任と権限もセットで委ねる。 自ら動き、成果を出した人間がストレートに報われる環境は、この徹底した自律の土台があってこそ成り立っています。
履歴書の写真で見る「パッケージ・センス」の重要性
——選考で「写真」を重視されているというお話は有名ですが、その真意は?
大塚氏: まず大前提として、顔立ちの良し悪しといったビジュアルで判断しているわけでは一切ありません。
特別な項目として重視しているというよりも、写真や提出書類全体をひとつの「クリエイティブ欄」として捉え、細部までしっかりチェックしている、ということです。
履歴書をはじめとする書面は文字情報が大部分を占めますが、写真やその他の自由記入欄は、その人の「クリエイティビティ」や「ホスピタリティ」が最も表れやすい部分です。
中には、一般的な履歴書という枠にとらわれず、別紙などを使ってご自身を自由に表現されている方もいらっしゃいます。そうした工夫からは、「相手に自分という人間をしっかり伝えたい」という強い気持ちや配慮が伝わってきますよね。
マーケティングの設計図やノウハウなんてものは後からいくらでも学べます。でも、人と人とのコミュニケーションにおける「感覚」の領域や、根本的なクリエイティビティ、ホスピタリティといった人間性は、そう簡単に伸びるものでも、変えられるものでもありません。そういう意味で、履歴書の写真という小さな枠一つをとっても、そこをどう表現するかは、その人の本質が透けて見える「極めて重要なポイント」なのだと思います。
自分という商材をどうパッケージングして相手に見せるか。そこに宿る相手への気配りや表現へのこだわりにこそ、マーケターとしての本当のポテンシャルを感じますね。
最後に:プロのマーケターへ
——今後の展望を教えてください。
大塚氏: 私たちのミッションは「明日の可能性を広げる®」ことです。今はサプリメントやスキンケアが主軸ですが、このミッションに叶うならカテゴリーに制限はありません。
実際に、今期はこれまでの年1商品ペースを打破し、3商品程度の投入を計画しています。
健全なロジックと情熱を持って「本物の価値」を届けたい。
ニュースターさん経由のメンバーのように、自律したプロフェッショナルとして、共に次のステージを創っていける方の挑戦をお待ちしています。
【EC・D2C経験者向け注目ポイント】
- ・成果報酬: 成果に応じた明確な承認とインセンティブ体系。
- ・効率的な組織: 100億規模も数名で運営できる自律組織、それを支えるロジカルメソッドやシステム体系。
- ・教育・文化: 独自のインプット文化と、目的・結果から逆算するマネジメント。
- ・柔軟な働き方: 自由な環境でありながら、高い自己管理能力を求める「自由と責任」の文化。
今回インタビューにご協力いただいた株式会社ビタブリッドジャパン様への挑戦において、EC通販人材エージェントは単なる仲介役を超えた価値を提供します。
経営層とのダイレクトな信頼関係があり、社長が描く「新たな可能性を広げるここからの10年」に必要なピースとして、あなたのキャリアを経営戦略に直結した形で提案します。
上場後の「結果管理」を徹底する同社の文化を熟知しているため、入社後のスピード感や評価制度のリアリティを事前にお伝えし、ミスマッチのない実利的なマッチングで「入社後の活躍」を確実なものにします。

2016年、株式会社出前館へ転職。マーケティング部のリーダーとして、サービスの急成長期における戦略立案から実行までを牽引。結婚・出産を経て、2022年4月より株式会社ニュースターに参画。
現在は、候補者と企業の間に立ち、面接調整や選考の進捗管理を一貫して担当。「スピーディーかつ丁寧な対応」を信条に、事業会社の現場を知るからこその細やかなサポートで、ストレスのない円滑な選考プロセスを支えています。新規候補者獲得に向けたウェブ施策の企画・実施も担当。マーケティング視点でサイト運営を通じて、EC通販キャリア人材とEC通販企業の出会いのチャンス、ご縁作りに取り組んでいる。



