Webマーケティングの転職に必要な経験やスキル
2020.9.5 カテゴリ:転職ノウハウ
※画像はイメージです。
IT化が進んでいく中で、情報収集に活用されるのは企業においても個人においてもwebメディアが主流になり、紙媒体が使われる機会は少なくなってきています。
情報を発信する側にとっても、webメディアを使っての集客や情報周知をおこなうことは当たり前になっており、それに伴い「webマーケティング」という職種も広く認知されるようになりました。
今やこのwebマーケティングという職種は、新卒を含む若手が憧れる職種の一つです。転職市場において人気の高いwebマーケティングという仕事へ、未経験で挑戦をしたいという方も多くいらっしゃいます。
今回はそんな「webマーケティング」のお仕事に転職する際に、考えるべきことや経験、スキルをお話ししていきます。
転職市場におけるマーケティングという職種
先にも述べたように、webに限らずマーケティング職は転職市場において人気の高い職種の一つです。
営業職がビジネスにおける「現場」でのお仕事だとしたら、マーケティングはより上流工程での役割になります。つまり、ここを経験することによって経営戦略やコンサルティングにも携われるスキルを磨くことができるからです。
求職者にとってそのスキルを身につけることで、先々のキャリアアップに生かせると考えている方が多い印象です。または現場での営業を経験してきた中で、より上流工程で「足」ではなく「頭」を使う仕事をしたいという方もいらっしゃいます。
つまり、同職種で転職を希望される方の中には未経験で挑戦をしたいという方が多く、それはwebマーケティングでも同様の話です。そしてこの職種において未経験での挑戦は難しいお話ではなく、実際にさまざまな求人広告で「未経験歓迎」の求人を見かけることができるかと思います。
そうとは言え、これまで述べているように非常に人気の職種でもあるため競争率が高く、なかなか内定をいただくことができない方が多いようです。
Webマーケターの転職に求められるもの
「どんなweb媒体を使って、どんな集客効果を上げてきたのか」というのが、webマーケターの転職において一番評価をされるポイントです。
未経験歓迎を掲げている企業があるとは言え、本音を言えば「経験者の採用をしたい」という気持ちは必ず持っています。
そのため、webマーケターとしてすでに活躍をしている方が同職種での転職を考えているときに準備をして欲しいのは、それまでの業務を通して上げてきた実績を数値化することです。
どういう媒体を使って、どんな内容のもので、PV数はどれくらいなのか等、ただ「やりました」という経験だけではなく、「これだけの実績を上げました」ということをリアルに伝えられるように準備をしましょう。
そして未経験からwebマーケターを目指している方であれば、実務経験がなくても紐づけられるような経験をしっかりと伝えることが大切です。
例えば営業職を経験されている方であれば、業務の過程の中で経験した市場調査や分析の経験です。プライベートならSNSにおけるフォロワー数獲得を目指した行動などは、それに当てはまるものになります。
そういった経験もなかなかないという方であれば、webに関する知識を身につけることから始めるのも良いかもしれません。webマーケティングに関する資格も多く存在しているので、未経験で参入を考えている方は取得を目指してみるのも良いかもしれません。
知識も資格もなければ未経験の方がwebマーケターとして採用に至るケースはほとんどないと思われますので、まずは自分でできる準備から始めることが大切です。
まとめ
webマーケティングにおけるスキルのほとんどは実務経験でしか積むことはできませんが、知識は事前に蓄えることができます。
知識を持った状態でチャレンジして、長い経験を積んだ先に一人前のwebマーケターとしての姿があると思います。まずは、スタートラインに立つための努力が必要です。