意外にも、選考に大きく影響する「転職理由」②
2024.10.28 カテゴリ:転職ノウハウ
当社の面談にて、求職者の方から「転職理由」をお聞きすると、「役員と方針が合わない」「職場の人の退職が続いて不安」「会社の業績が悪く、雇用が不安定」など、それぞれの方の困りごとをよくお話をうかがいます。
しかし、軽く考えがちなこの「転職理由」が、実は中途採用の選考では、書類選考、面接でのジャッジにとても大きく影響していることはご存知でしょうか?
企業からの選考結果の理由として、「転職理由がネガティブ」「なぜ辞めたいか不明瞭」「転職回数が多いが、その転職理由が筋が通っていない」など、履歴書、職務経歴書のスキル、経験面では合格であっても、そこに記載されている「転職理由」が理由で不合格になることがとても多いのです。
とは言え、選考通過するために虚偽の転職理由を伝えることは出来ません。そのようなことをしても入社後にミスマッチが発生してしまうので、賢明とは言えません。
「転職理由」こそ、実は深く考えて企業に伝えねばならない大事な選考の要素です。
前回に引き続き、今回はケース2をお伝えしていきます。
ケース2「上長と合わない為、転職したい」
事例:40代前半 女性 営業部長 Bさん
40代営業部長のBさんは、社長、役員の派閥争いに巻き込まれて、業務に集中出来ず、またこの先この体制で会社に残りたくないとの考えで転職活動を開始されました。
この方の「転職理由」は、会社の派閥争いに巻き込まれて嫌になったというものでした。しかし、企業人事の視点で考えれば、どこの会社でも、派閥争いや上長とかみ合わないことは珍しくありません。
この「転職理由」をそのまま選考で伝えることも可能ですが、弊社でコンサルタントと面談することで、少し現在の混乱した職場の状況に、Bさんの心がとらわれ過ぎていることに気付きました。
勿論、今の職場環境は好ましくない状況ですが、それがBさんの本来の「転職理由」なのでしょうか。Bさんは、管理職ではありますが、プレーヤーとして商品企画やブランドを育てていく業務スキルをもっと高めていきたいという、キャリアに対してぶれないお考え、実力のある方なのです。
やはりBさんの「転職理由」は、商品企画、ブランディング業務に集中したい、スキルを高めたいという志向が本来の「転職理由」なのです。
職場でトラブルの渦中にあると、ご自身の「転職理由」も見失いがちです。面談という対話の中でコンサルタントと応募前に考えを整理することはとても重要です。
EC関連業務の職ならではお困りごとなどのご相談も日々うかがっています。
是非、「転職理由」のご相談も弊社にお寄せ下さい。
1998年同志社大学卒業後、リクルートにて8年間、ITベンチャーおよびエグゼクティブ領域の人材紹介に従事。その後、クライアントであった株式会社出前館へ営業責任者として参画し、執行役員として上場を経験。
2010年ニュースター設立。2012年よりEC・通販業界特化の人材紹介事業を本格始動。 現場の最前線から経営層までを経験したからこそ分かる「企業の真の課題」と「候補者の市場価値」を見極め、一時的な転職にとどまらない中長期的なキャリア形成の支援を心がけている。
趣味は、水泳(年間300キロ)、ゴルフ、料理。日課は、朝晩の愛犬との散歩。下戸のため遅くまで飲みに行くことがなく、365日、早寝早起き。座右の銘は、健康第一。公私共に健康第一!明るく元気に!がモットー。
【URL】 https://newstar.jp/
2016年、株式会社出前館へ転職。マーケティング部のリーダーとして、サービスの急成長期における戦略立案から実行までを牽引。結婚・出産を経て、2022年4月より株式会社ニュースターに参画。
現在は、候補者と企業の間に立ち、面接調整や選考の進捗管理を一貫して担当。「スピーディーかつ丁寧な対応」を信条に、事業会社の現場を知るからこその細やかなサポートで、ストレスのない円滑な選考プロセスを支えています。新規候補者獲得に向けたウェブ施策の企画・実施も担当。マーケティング視点でサイト運営を通じて、EC通販キャリア人材とEC通販企業の出会いのチャンス、ご縁作りに取り組んでいる。




