Webマーケティング職の志望動機を書く際のポイント|求められる能力と例文

2023.6.2  カテゴリ:転職ノウハウ

Webマーケティングとは、Webサイトに人を呼び込み、販売やブランディングを促進するための活動を指します。

この記事では、Webマーケティング職に就く際の志望動機や、求められる能力などを解説します。志望動機の例文についても解説するため、Webマーケティング職を志す方は参考にしてみてください。

〇目次

・Webマーケティングの仕事とは

・Webマーケティングに求められる5つの能力

・Webマーケティング職の志望動機を書く際のポイント

・Webマーケティング職への転職に役立つ志望動機の例文

・Webマーケティング職へ志望動機を書く際の注意点

・Webマーケティング職の将来性とは

・未経験からWebマーケティング職への転職は可能か

・まとめ

Webマーケティングの仕事とは

ここでは、Webマーケティングの仕事について解説します。概要や仕事内容など詳細に説明するため、参考にしてください。

Webマーケティングとは

Webマーケティングは、商品やサービスの集客、販売促進などのマーケティングを、Web中心で行う仕事です。例えば、ECサイトで商品を売る、サイトからブランドを認知してもらうなどです。また、Webマーケティングに関わる職種をWebマーケターと呼びます。

Webマーケティングの仕事内容

Webマーケティングの仕事内容は業界によっても異なりますが、共通して行われやすいのは下記のようなものが挙げられます。

・Webコンテンツの企画・立案をする

・Webサイトを運営する

・SEO対策をする

・Web広告を運用する

・SNSを運用・管理する

・メールマガジンを配信する

・アクセス解析を実施する

基本的にオフラインではなくオンラインで広告・宣伝活動を行い、それらの結果を調査して効果が出ているか検証するのも仕事に含まれる場合が多いです。

Webマーケティングの年収はいくらか

Webマーケティング業界での業務を経験していないWebマーケターの場合、平均年収は300万円前後とされています。しかし、未経験でもWebマーケティングに関する強みやスキルを持っていたり、大きな成果が出せたりすれば300万円以上になる可能性は高いです。

参考:プロデューサー/ディレクター/プランナー|職種別平均年収ランキング【2020年版】│求人・転職エージェントはマイナビエージェント

Webマーケティングに求められる5つの能力

Webマーケティングに求められる能力として、下記の5つが挙げられます。

・データ収集と分析能力

・Webサイト構築の技術と知識

・マーケティングに関する知識

・円滑なコミュニケーション能力

・論理的に考える能力

それぞれの詳細について解説します。

1.データ収集と分析能力

データ収集と分析する能力が、Webマーケティングに求められるスキルとして挙げられます。なぜなら、売上向上のために知る必要のある顧客のニーズやWeb市場の動向は、データを収集して分析することで得られるからです。

例として、SNSやアンケート結果から分析に必要な情報を選択して抽出する、アクセス数・売上率を適切に分析して、Webマーケティングの目標達成度を測るなどが該当します。

2.Webサイト構築の技術と知識

Webマーケティングには、Webサイト構築の技術と知識も求められます。

必要な技術や知識として、下記のようなものが挙げられます。

・Webの特性やセキュリティ対策に関する知識

・HTMLやCSS、JavaScriptやPHP、SQLなどのプログラミング言語の知識

・画像編集ソフトやデザインに関する技術

3.マーケティングに関する知識

Webマーケティングの名前の通り、マーケティングに関する知識は必須です。

必要な技術や知識として、下記のようなものが挙げられます。

・ペルソナやコンバージョンといった、基礎的な用語の理解

・SEOに関する知識や、適したコンテンツの作り方

・各種SNSや解析ツールの使い方

4.円滑なコミュニケーション能力

直接的な知識や技術ではありませんが、円滑なコミュニケーション能力もWebマーケティングにおいて求められるスキルです。Webマーケティングに関する業務は、取り扱うデータの量や実施する施策の性質上、個人ではなくチームで取り掛かります。そのため、チーム内でのコミュニケーションが円滑にできる、他のメンバーをまとめ上げられる能力が必要となります。

5.論理的に考える能力

Webマーケティングは、感覚ではなくデータに基づいて施策を考えなければならないため、論理的に考える能力が求められます。データを収集して分析するだけではなく、得られたデータを参考にして有効と思われる施策を組み立てて、実行するのがWebマーケターの仕事です。

Webマーケティング職の志望動機を書く際のポイント

Webマーケティング職の志望動機を書く際のポイントとして、下記の3つが挙げられます。

・Webマーケティング職に就きたい理由

・多くの企業から応募企業を志望した理由

・応募企業に入社した際に貢献できること

それぞれの詳細について解説します。

Webマーケティング職に就きたい理由

Webマーケティング職の志望動機を書く際のポイントとして、Webマーケティング職に就きたい理由、自分が感じている魅力について考えるのがおすすめです。過去にWebマーケティング職に通用する経験をしていた場合は、その経験を基に書くと分かりやすく伝わりやすいです。

多くの企業から応募企業を志望した理由

他のWebマーケティング関連の求人を出している企業と、応募した企業の違いを書くのもポイントです。企業側は、なぜ自社を選んだのか理由が気になるため、疑問に対する明確な答えを提示できると印象が良くなります。また、自分の価値観や保有しているスキル、目指すキャリアの方向性などが合っていることをアピールするのもおすすめです。

応募企業に入社した際に貢献できること

Webマーケティング職の志望動機を書く際に、自分が採用された場合、企業にとってどんな貢献ができるかを書くのもポイントです。スキルや業界での経験がある場合は、それら活かして企業が得られるメリットについて書いたり、未経験の場合でも自分が今後どのように成長していくかをアピールしたりすると、企業からの印象が良くなります。

Webマーケティング職への転職に役立つ志望動機の例文

Webマーケティング職への転職に役立つ志望動機の例文について解説します。ぜひ志望動機を検討する際に役立ててください。

過去の体験をもとにした例文

例文として、過去の体験をもとにしたケースを紹介します。

「私が貴社を志望した理由は、自身の過去の体験を活かせると思ったからです。

私は気になったことを調べる際には、単体の情報だけでなく関連する書籍や話を調べてさまざまな情報を集めておりました。

この経験は、情報収集能力や分析力が必要なWebマーケティングにおいても、マーケティングに適した思考やデータを分析してより効率的な結論に結びつける力として、役に立てられる自信があります。」

前職で得た能力をアピールする例文(経験者向け)

ここでは、WEBマーケティング経験のある方向けの例文を紹介します。

「私はWEB広告の効率改善のためのクリエイティブのブラッシュアップによるCVR改善を得意としています。

ABテストを繰り返し、1年で最大〇〇%のCVRアップに貢献しました。LPのCVR改善は多数実績があります。

また、マーケティングだけでなくWEB広告運用業務に携わっており、〇〇商材の新規獲得を担当しております。


1人で素材の撮影、バナーのクリエイティブや記事の制作、広告運用、LPOまで対応可能なので、配属時の教育コストを多くかけることなく即戦力として貴社に貢献できると考えております。」

前職で得た能力をアピールする例文(未経験向け)

ここでは、前職で得た能力をアピールしたい人向けの例文を紹介します。

「今回貴社を志望した理由は、前職で得た経験を活かせると思ったからです。

私はこれまで〇〇業界で販売員として働いており、お客様の年齢層や販売場所、販売する時間帯などで、商品の売れ行きに違いがあることに気づき、より商品が売れるための施策の提案や、実施を行ってきました。

Webマーケティング業界での経験はありませんが、前職の経験で得た分析能力を貴社で活かすことができると考えております。」

Webマーケティング職へ志望動機を書く際の注意点

webマーケティング業務をしたことがある方は、必ず具体的な業務内容経験を記載するようにしましょう。

EC・D2C業界のWEBマーケティングでは、業界独自のツールやノウハウがあるので、過去に経験がある人はそれだけでプラスになります。

活かせる経験・知識・技術は具体的に記載するようにしましょう。

Webマーケティング職の将来性とは

Webマーケティングは将来性がある仕事です。なぜなら、年々インターネット利用者数は増加しており、広告費におけるインターネット広告の割合も増えています。そのため、今後もWebマーケティングは需要がなくならないと予想されています。

参照: 総務省「日本の媒体別広告費の推移」

参照: 総務省「情報通信分野の現状と課題」

未経験からWebマーケティング職への転職は可能か

よく弊社に、未経験の方から「Webマーケティング職へ転職したい」というご相談をいただくことがあります。

けれども、Webマーケティング職は専門性が高く、未経験からWebマーケティング職に転職するのは難しいのが現状です。

しかし、一概にWebマーケティング職といっても、求人によって、求められる業務が異なります。

例えば「SNS運用・管理」が求められている場合、店舗で「SNS運用・管理」の施策経験があり、
実績が認められれば、採用になる可能性は低くありません。

未経験からWebマーケティング職に転職を希望される場合、自身の経験やスキルの棚卸しを行い、活かせる求人を見つけることが大切です。

まとめ

本記事では、Webマーケティングの仕事内容や、Webマーケティングに求められる能力、志望動機を書く際のポイントなどについて解説し、例文を紹介しました。

しかし、転職する意思があっても個人で転職活動をするのは非効率的なため、転職エージェントの利用がおすすめです。EC通販求人転職エージェントは、通販に特化した豊富な求人数と質の高い独自案件が多数存在します。

業界に精通したエージェントの徹底サポート、1次選考通過率80%以上、内定獲得後8割の方が入社意思決定など、さまざまな強みがあるので、転職を考えている方はEC通販求人転職エージェントを利用してみてください。

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この記事の担当
伊藤 梢
株式会社ニュースター
SEOコンテンツマーケッター
87年生まれ。明治大学卒業後、D2Cを中心としたEC・通販会社のマーケティング支援会社に入社。 2016年フードデリバリー企業に転職し、マーケティング部リーダーを勤める。 結婚、出産を経て2022年4月より株式会社ニュースターSEOコンテンツマーケッター 。

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