加速度的な成長を続ける食品D2Cサービス。転職事情とは
2021.5.2 カテゴリ:EC&通販の転職コラム
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加速度的な成長を続ける食品D2C
株式会社矢野経済研究所が実施した食品D2Cサービス市場に関する調査によると、消費者のライフスタイルが変化し、国内の食品D2C(Direct to Consumer)市場が加速度的に成長していることが分かります。2020年度の食品D2Cサービス市場規模は前年度比158.1%の340億円を見込んでおり、コロナ禍で追い風が吹いている食品市場とオンラインへの移行の流れを考慮すれば、2021年以降も成長を続ける分野であると予想されます。
参考:矢野経済研究所、国内の食品D2C(Direct to Consumer)市場の調査結果を発表
D2CとはDirect to Consumerの略称で、自社で企画・開発した商品を中間事業者や小売事業者を介さずにオンラインなどを中心に直接消費者に販売するビジネスモデルを指します。食品D2Cとは、食品業界におけるD2Cで食品メーカーやレストラン運営企業などが直接消費者に販売するモデルを指します。
国内の食品D2C企業の成功事例としてBASE FOOD(ベイスフード)、ZENB(ゼンビー)、Mr.CHEESCAKE(ミスチ)、snaq me(スナックミー)などが挙げられます。
今後さらに増える大手企業のD2C参入
これらの企業に加えてこれまでレストラン事業を展開してきた企業のD2C参入や、大手食品メーカー・大手飲料メーカーのD2C参入が今後増えることが予想されます。
それに伴い、メーカー企業が顧客と直接接点を持つD2Cでは、これまでのノウハウを生かしつつ新たな事業を支える人材を採用することが予想されます。
大手メーカーやレストラン事業の企業はD2C事業に本腰を入れるにあたりフルフィルメントやEC事業立ち上げ責任者、ECの経験があるWEBマーケターの募集が活発になる可能性があります。責任者やマーケティングのポジション以外にも、楽天やYahoo!ショッピングなどのモールEC出店経験者、運用経験者の募集も増える傾向にあります。
実際に通販人材エージェントでも一流のレストランで腕をふるっていた料理人を招聘し、高級食材を使いながらもリーズナブルな価格で料理を提供し人気を得ている「俺の株式会社」のec事業(https://ec.oreno.co.jp/)に関する立上げ責任者、運営スタッフ、お酒専門の買取販売事業をしているファイブニーズ(https://www.sakekaitori.com/)のec事業責任者の募集など、食品ecに関する求人が急増しております。
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