アフターコロナの経済活動に注目!アメリカで口紅の売上が急激に増加
2021.5.23 カテゴリ:EC&通販の転職コラム
※画像はイメージです。
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世界ではワクチン接種が進み、アフターコロナに突入し始めている
まだ日本を含め発展途上国などではワクチン接種がいまだ進まずまだまだ厳しい状況が続いていますが、世界に目を向けてみましょう。
参照元:世界のワクチン接種状況
既定の回数のワクチン接種を完了した人数の人口に占める割合を表したグラフです。接種率が高いイスラエルを筆頭に、アメリカやイギリスは人口の約40%がワクチンの接種を完了しようとしています。
そのような国では、急速に以前の生活に向けた行動変容が起きています。米疾病対策センター(CDC)が新型コロナウイルスワクチンの接種を終えた人を対象に、屋外でマスクを着用しなくて良いとする新たな行動指針を発表しました。この1-2週間ほどでその動きは特に活発になっており、アメリカやイギリスでは急速に以前の生活へ戻ろうとしています。
ノーマスクOKの発表によりアメリカで口紅の売上が大幅UP
マスクで需要が低下し、売上が壊滅的に落ちていた口紅の直近4週間の売上が約37億円に上ったという調査もありました。また、スーパー最大手「ウォルマート」でも全コスメ関連の商品のなかで口紅の売り上げが最も高いとしています。アフターコロナに向けて日常を取り戻す動きが活発化すると今まで売れていなかったもの、売れていたもののカテゴリバランスが大きく崩れる可能性があります。
参照元:https://news.livedoor.com/article/detail/20224918/
コロナの影響を大きく受けていたアパレルやコスメ、ブランド品を取り扱う通販企業は、アメリカの需要の戻り方などを参考に商品戦略やマーケティング戦略をとる必要があるでしょう。
またコロナの巣ごもりにより需要が好調だった企業にとっては、今後アフターコロナで売上が急速に落ち込む可能性もあります。
通販業界全体にも何か影響が出るかもしれません。これまで半強制的にEC通販の利用を強いられていたため、リアルなショッピングの解禁でリアルな買い物を楽しみたいと思う方も多いでしょう。
ただ実際には、コロナの終息はまだ見通しがたっていませんし、アメリカなどと比較して日本では行動を大きく変える人が少ないかもしれません。
今後の経済動向を先読みして転職活動に活かそう
このようなEC通販や自社が取り扱う商品カテゴリに影響するであろう社会情勢を読み解くことは、WEBマーケティングの戦略を立てる上でも非常に重要です。
今後需要が大きく増加する業界は、売上が多くなることが予想され人材にも投資する余裕が見込めます。逆に今後需要が大きく減少する業界では売上が見込めず人材に投資する時間や予算が制限される可能性もあるでしょう。ボーナスがカットされたり、なかなか賃金が上がらないといったこともあるかもしれません。
通販業界全体が、リアルな買い物が増えたとしても成長が見込まれていますが、その中でも企業がどのような商品を主力としているのかなどに注目して転職先企業を見極めることをお勧めします。
また今後の需要減が予想される場合でも、様々な新規事業に着手しているなど、新たな需要を開拓しているかもしれません。IR情報を出している大手企業でない限り、社内の事情は分からないかもしれません。
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