2年ぶりに再会した先輩(50歳男性)が、全身【ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)】だった話
2018.7.23 カテゴリ:社長ブログ
かれこれ20年来の先輩と2年ぶりに再会した。
”これぞ与太話”といった仕事と関係のない話を二時間もしてしまった。
先輩が仕事を休業して子育てに専念するという話や我々の周りには仕事で成果を出したり、所属してる会社が上場したりして金持ちになってる人ばかりだなー。といった話の内容。
もっともくだらなかった話題としては、”はぁちゅうがシミケンと事実婚していることをブログで公表した。”という話だった。
与太話100%の2時間であったが、帰り際に先輩から、「このTシャツとジーパン、ゾゾスーツなんだよ。」と告白された。ファッションはおろか、ゾゾとは無縁と思われた先輩が、ゾゾスーツでTシャツとジーパンを作っていた。
生まれて初めて見るゾゾスーツのTシャツとジーパン。
50歳男性の着ている服に、生まれて初めて触れてみた。サイズが良いのはもちろん、生地も縫製も悪くなかった。上下で5000円前後とのこと。ゾゾスーツ及びゾゾスーツをいち早く試す休業中の先輩(50歳男性)に驚いた。
シマムラが業績不振の理由を<アマゾン>のせいにしてる記事を見た。
メーカーズシャツ鎌倉の社長がコメントで、「洋服のサイズは無機質な数字にしかすぎない。肉の価値は量だけでは決まらずロースやひれなどの部位の好みがあるように、洋服もデザインを楽しんでもらいたい。」と言っていた。
安くて良い服、いわるゆリーズナブルと言われる服の市場をゾゾスーツが侵食していくと感じる。多分、ブルックスブラザーズで15000円のボタンダウンや伊勢丹の3万円のオーダーシャツを買う男性は、ゾゾスーツを利用しない。
スーパースーツストアのような業態、鎌倉シャツのような店のユーザーが、どこまでゾゾスーツに乗り替わっていくのか。非常に興味深い。
いずれにしても、ネット経由の販売量は増えていくことになる。ネット通販、EC市場は、他の業界以上に経験者採用のニーズが高く、キャリアアップ、給与アップの機会に恵まれた市場である。