ECサイト運営の志望動機の書き方・ポイント

2024.11.29  カテゴリ:転職ノウハウ

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監修者
寺田 勝人
【プロフィール】 1998年同志社大学法学部卒業後、リクルート入社。8年間、人材紹介事業に従事。6年はITベンチャーへの人材紹介、2年はエグゼクティブサーチを担当。クライアントであった出前館に営業責任者として転職。執行役員として在籍時に上場を経験。2010年の独立。2012年よりec通販業界専門の人材紹介事業をスタート。ec、通販業界の転職支援を専門に行っており、ec、通販業界でのキャリアアップ支援、転職支援について多数の実績あり。 【URL】 https://newstar.jp/

今回は、ECサイトの運営に関わる職種の志望動機の書き方とポイントについて、例文付きで解説しています。志望動機を書く際の注意点にも触れているので参考にしてください。

〇目次

・志望動機を書く際のポイント

・ECサイト運営職の志望動機を書く際の注意点

・まとめ

インターネットを通じて商品を購入することが一般的となり、EC・通販市場はますます拡大しています。そのため、ECサイトを運営する多くの企業が事業拡大のために優秀な人材を求めています。

ECサイトの運営には、商品企画、マーケティング、在庫管理、カスタマーサポートなどの様々な職種が関わっており、いずれもECサイトにおいて重要な役割を担っています。

しかし、これらの職種への転職を考える際、志望動機に悩む方も多いのではないでしょうか。本記事では、ECサイトの運営に関わる職種への転職を成功させるための志望動機の書き方とポイントを、具体的な例文と共に紹介します。

また、以下にECサイトの運営に関わる職種への転職に成功された方のインタビューも掲載していますので、合わせてご覧ください。

>>30代後半男性、EC部門新規立ち上げに転職

>>20代で成長企業のデジタルマーケティングリーダーに転職

志望動機を書く際のポイント

志望動機を書く際には以下の4つのポイントを抑えましょう。

1.EC業界を志望する理由

2.ECサイト運営に関連する職種を志望する理由

3.企業を志望する理由

4.入社後、貢献できること

これらに一貫性をもたせて志望動機としてまとめることで、採用担当者に納得感と好印象を与えることができます。

1.EC業界を志望する理由

転職にあたってEC業界を志望する理由は重要です。

例えば、以下のような理由はわかりやすく、納得感もあります。

・現職もEC業界だから

・今後も成長していく業界だから

・Webマーケティングの会社で学んだスキルを自社商品で活かしてみたい

ただし、これではまだ誰にでも当てはまる理由でしかありません。これらにプラスして自分の経験や想いを入れ込むと良いでしょう。

・現在の会社もEC業界で、EC業界の〇〇な部分が好きだから

・現在、成長している業界として他に△△や▲▲の業界もあるが、今後も安定して成長するかはわからない。しかし、EC業界だけは〇〇という理由で今後も安定して成長していくと考えるから

・Webマーケティングの会社で学んだスキルを自社商品で活かしたい。特に広告予算が多く、トレンドの移り変わりも激しいEC業界なら、さらにスキルアップもできると考えるから

このように自分ならではの理由を盛り込むことで、EC業界を選んだ理由を採用担当者に納得感を持って受け入れてもらえます。

2.ECサイト運営に関連する職種を志望する理由

同じ職種での転職を希望する場合は、職種の志望理由は純粋なキャリアアップとしてそれほど重要視されません。ただし、転職前とは違う職種を志望するキャリアチェンジの場合は非常に重要になります。

転職前と違う職種を選ぶということは、転職者にとっても重大な決断ですが、その決断を受け入れる企業にとっても「適性があるのか」「成長していけるのか」という点をシビアに判断する必要があります。

ポイントとしては、「なぜその職種を志望するのか」という理由に加えて「その職種を志望するにあたって具体的に行動していること」を合わせてアピールすると良いでしょう。

新しい職種に挑戦するにあたり、言葉だけでなく実際の行動が伴っていることを伝えられれば、採用担当者にやる気や本気度をアピールすることができるでしょう。

3.企業を志望する理由

最も重要なのが、数ある企業の中からなぜその企業を志望したのか、という理由です。

同じ業界で同じ職種で多数の求人が出ているにも関わらず、なぜその企業を選んだのか、というのは採用担当者としては気になります。

具体的には、以下の2点について掘り下げて考えてみましょう。

・価値観や目指すキャリア、条件面など、転職において譲れない軸はどこなのか?

・志望する企業なら、それらが満たされると思ったのは何故なのか?

会社の理念、商品、ブランド、業務内容、キャリアサポート、条件面などここで自分自身と志望する企業の掘り下げが重要になってきます。

転職の軸が明確で、それが志望する企業で満たされると考えた理由に納得感があれば、採用担当者にマッチしている人材であると印象づけられます。

なお、転職市場では複数企業の選考を同時進行で受けるのが普通なので、「御社しか考えていません」といったことを言う必要はありません。

4.入社後、貢献できること

入社後、貢献できることを盛り込んでおくこともポイントです。

このときに重要なのは「過去の自分の行動から約束できること」を記載すること。

・前職のスキルが活かせる職種であれば、そのスキルをどのように活かすのか?

・前職とはまったく別の職種であるなら、新しい仕事にどのような姿勢で取り組むのか?

・新しい環境や仕事で、何をどのように成し遂げたいのか?

出来る限り、具体的に記載することで、採用担当者に入社後に自分が活躍しているイメージをしてもらいましょう。

ECサイト運営職の志望動機を書く際の注意点

志望動機を書く際には以下の点に注意してください。

・志望動機を使い回さない

・自分の転職軸をはっきりさせずに書く

・前職について批判する

それぞれ解説していきます。

志望動機を使い回さない

当たり前ですが、志望動機を使い回すのはやめましょう。共通して使用できる部分もあるかと思いますが、その企業を志望した理由については一社一社考えるようにしましょう。多数の企業に応募する場合は、共通の部分だけ書き、その企業を志望した理由については面接時に口頭で伝えるという方法もあります。

自分の転職軸をはっきりさせずに書く

自分自身の転職軸をはっきりさせないまま、志望動機を書くこともおすすめしません。自分の転職軸がはっきりしないと、たとえ採用されたとしてもミスマッチになることが多く、また次の転職活動の際にも振り返りがしづらくなります。最低限、自分が何を求めて転職するのかについては、はっきりさせておくと良いでしょう。

前職について批判する

前職についてまったく問題がない、というわけではないことは、採用担当者も理解しています。しかし、少なくとも前職の上司や同僚、会社の給与などを批判的に書くことは避けましょう。新しい仕事にチャレンジしたい、新しい環境でこんなことを実現したい、など前向きな表現を心がけましょう。

まとめ

今回は、ECサイトの運営に関わる職種へ転職する際の志望動機の書き方について解説してきました。

自分の転職の軸をはっきりさせ、その企業へ転職したいということが自然と感じられるストーリーを組み立てましょう。しっかりと腑に落ちるストーリーが出来ていれば、面接のときに志望動機を聞かれても自信を持って応えることができます。

もし、書類作成や面接対策に不安がございましたら、ぜひ、EC通販転職エージェントにご相談ください!

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この記事の担当
伊藤 梢
株式会社ニュースター
SEOコンテンツマーケッター
87年生まれ。明治大学卒業後、D2Cを中心としたEC・通販会社のマーケティング支援会社に入社。 2016年フードデリバリー企業に転職し、マーケティング部リーダーを勤める。 結婚、出産を経て2022年4月より株式会社ニュースターSEOコンテンツマーケッター 。

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