【通販編】2020年転職業界はどうなる？
2020.5.23 カテゴリ：転職ノウハウ
※画像はイメージです。
新型コロナウイルス感染拡大で転職活動はどうなる？
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、世界は大きく変わろうとしています。新型コロナウイルス感染拡大前まで売り手市場であった、転職業界も同様です。業績悪化により採用そのものが見送られたり、倒産などにより就職活動を行う母数が増えたりと転職したい方にとっては、厳しい環境になりつつあります。
実際に、これまで売り手市場であれば間違いなく内定がとれてい人材でも、企業側が非常に採用に慎重になり、苦戦するといった事例も出てきています。これまでと同じ転職での戦い方では、勝ち残ることが難しくなってきています。
そこで今回は2020年の通販業界における転職市場は、いまどのような状態なのか、そしてどのように変わっていくのかをご紹介します。
変わりゆく市況に対して、どのように転職活動を展開するか、参考になれば幸いです。
転職市場全体における現状
新型コロナウイルス感染拡大で急な採用停止や来年の新卒採用の停止を発表する企業が増えてきました。大企業でも早期退職を募る企業が増えてきています。
2019年までは転職する側に有利であった売り手市場でしたが、一気に状況は変わり採用する企業側に有利な買い手市場となっています。
緊急事態宣言が発令された4月から徐々に影響が出始めていますが、採用の停止などは日々増加しています。事業が傾き、採用計画を見直す企業はこれからも増加していくものとみられています。
通販業界における現状
そんな中でも業績を伸ばし、採用を行っている業界があります。それは通販業界です。モノタロウやファンケルなど、大手通販事業者に関しては、オンラインの需要が大幅に増加したことが追い風となり各社とも直近の業績は最高益となっています。利益が出ている企業では、採用活動が引き続き積極的に行われています。通販業界の経験がある方であれば転職ができる可能性は高いでしょう。
通販事業を既に有している企業以外でも、今後はオンラインに注力する企業が多いため、デジタルマーケティングの経験がある人材の採用は活発に行われていくでしょう。
2020年後半転職業界はどうなる？
3月から急速に冷え込んだ転職市場ですが、2020年も残り約半年。2020年後半はどうなるのでしょうか。転職業界全体は引き続き求職者に厳しい状態が続くと予想されます。なぜなら新型コロナウイルスの感染拡大による見通しが不透明だからです。消費や経済が元に戻るのか、予測がしにくい状態では、固定費となる人件費に投資することができません。
新型コロナウイルスの第2波も警戒されており、今後状況はさらに悪くなる可能性があります。企業の業績が悪い＝転職市場は厳しいものとなりますので2020年後半の転職市場は厳しいと考えて間違いないでしょう。
ただし通販業界は状況が異なります。
これからあらゆる業界がオンライン化を進めるために、ITに強い人材の採用を進めていくことが予想されます。オフラインからオンラインへの流れを受けて、オンライン上で物を売るEC、通販業界については今後も成長業界です。
ただし、求職者の数が大幅に増加していることや、買い手市場に大きくシフトし始めていることから、転職の難易度は上がっています。あらゆるサービスのオンライン化により、一般的な事務作業などはRPAやAIを活用していく方針に切り替わっていくでしょう。
通販業界の中でも、求められる職種はデジタルマーケティングを推進していくことができる人材です。デジタルマーケティングの戦略立案、LTVの改善など数値を元に業務改善を実行できる人材は引く手あまたで今後も転職に困ることはないでしょう。
現在の状況かにおいては、通販業界だからといって誰でも転職ができるということではないこともお伝えしておきたいです。業界未経験や、職種の経験がない方は今は転職は非常に難しい状態といえます。
「どうしても転職をしたい」と考えられている方は、同じ業界or同じ職種といったように、いずれかの経験を活かした転職活動を展開することをお勧めいたします。
通販業界への転職ならお任せください
ご紹介したように通販業界は成長業界です。自分の経験を活かしてキャリアアップしたい、年収をアップしたいとお考えの方は、通販専門の転職エージェント、通販人材エージェントに是非ご相談下さい。
