通販・EC業界関連の資格とは?資格取得で有利に転職できる?
2018.9.19 カテゴリ:EC&通販の転職コラム
※画像はイメージです。
EC通販人材エージェントの寺田です。
今回は、通販・ECの転職に関連する資格及び資格取得で有利に転職できるのか。というテーマで記事を書いてみたいと思います。
はじめに
「未経験者からEC業界に転職したい!」「EC業界を目指しているけど、資格は取っておいたほうがいいの?」転職を考えるときに、よく検索されるのが資格の有無です。
今回の記事では通販・ECの転職に有利な資格を、カテゴリ別に簡単にご紹介していきたいと思います。どのような資格があるのか知っておくだけでも、業界について学ぶきっかけにもなり、転職活動に役立ちます。
通販・ECの転職に関連する資格とは?
今回はEC通販企業の転職には欠かせない、「ネットショップ運営関連の資格」や「WEBマーケティング関連の資格」、「EC以外に転職に有利といえる資格」そして分野別のカテゴリに分けてご紹介して行きます。
早速「ネットショップ運営関連」のカテゴリから見ていきましょう。
ネットショップ運営関連
・通販エキスパート検定
通信販売事業の各ステージに合わせた業務知識、関連法規、マネジメント力を身に付け、
ダイレクトマーケティングのスペシャリストを目指すための資格です。
通販に関する知識やマネジメント力を身につけ、ダイレクトマーケティングのスペシャリストを目指すのがこの「通販エキスパート検定」という資格です。
3級から1級まで3段階あり、通販関連業務に生かされるような幅広い知識を得ることができます。
・ネットショップ実務士検定
そして二つ目が「ネットショップ実務士検定」です。この資格ではネットショップ業界で働くための初歩的な知識から、ネットショップの運営のような実践的な知識まで幅広く持っていることが求められます。特定の事業者に偏らないので、資格を保有していること自体評価につながるでしょう。
WEBマーケティング関連
次にご紹介するのが「WEBマーケティング」に関する資格です。どのような資格があるのかそれぞれ見ていきましょう。
・ネットマーケティング検定
まず一つ目にご紹介するのが、「ネットマーケティング検定」です。この資格はネットマーケティング全般の知識があることを認められる資格です。難易度は比較的易しいので「この資格を取っておけば転職活動も安心」とは言えません。しかしネットマーケティングの総合的な知識があることは証明できるため、自分のネットマーケティングに関する知識の腕試しという意味で受けて見る価値はありそうです。
・Googleアナリティクス個人認定資格
そして二つ目が「Googleアナリティクス個人認定資格(Google Analytics Individual Qualification)」についてです。この資格はデジタル解析ツールである「Googleアナリティクス」の習熟度を証明する資格です。ネットマーケティングのコンサルタントを目指す場合必須の資格と言っていいでしょう。データ分析の力はWEBデザイナーからCRMまで幅広い職種で必要とされています。
・Google AdWords認定資格
そして3つ目にご紹介するのが「Google AdWords認定資格」という資格です。Googleアナリティクスと同様にこちらもGoogle社が認定している資格です。AdWords専門の資格なのでWEB広告関連の仕事をする方は取得必須と考えておいたほうが良さそうです。WEB広告のスキルは客観的に判断がしづらいスキルです。Google AdWords認定資格の取得により、一定の知識を持っていることは示せるため、取得しておいて損はありません。
ECに関わらず有効な資格
そして次にご紹介するのが、「EC以外に転職に有利といえる資格」についてです。EC業界への転職を考えている人からすれば一見関係なさそうですが、持っておいて損はない資格ばかりなので、興味がない方も参考までにご覧ください。
・TOEIC
まず一つ目にご紹介するのが、恐らくほとんどの人が聞き馴染みがあるであろう資格「TOEIC」です。なぜこのTOEICが転職に有利なのかというと、理由は簡単です。グローバル社会である現代で、英語が話せる人とそうでない人がいたら企業はどちらを選ぶでしょうか。もちろん英語が話せる人を選ぶでしょう。もし自分のステータスに自信がないという人は、TOEICのスコアを上げるのも一つの手です。
通販サイトの中には、越境ECサイトを運営していたり今後海外展開を検討している企業が多く存在します。英語スキルの有無が条件になっている企業もありますので、社会人スキルの1つとしてスコアアップを目指しましょう。
TOEIC公式サイト
・日商簿記
そして二つ目が「日商簿記」という資格です。簿記の資格試験はいくつかありますが、中でもメジャーなのがこの日商簿記です。経営や管理部門、財務等の部署では日商簿記を取得していると有利に転職が出来ます。
・ITパスポート試験
そして三つ目がITパスポート試験です。「IT業界は自分に関係ないから」と思うかもしれませんが、ネット社会である現代を生きる我々に取ってITの知識は必須です。もちろんたくさんの企業がこの資格を推奨しているので、転職にも有利になります。
ITパスポート試験公式サイト
分野別
最後にご紹介するのは「色彩検定・カラーコーディネーター」そして「インテリアコーディネーター」という資格についてです。どんな資格なのか想像もつかないような資格かもしれませんが、EC業界に関連した資格なので最後にチェックしておきましょう。
・色彩検定・カラーコーディネーター
まず一つ目にご紹介するのが「カラーコーディネーター」という資格です。色彩に関する資格で、デザインに関する職業につきたい人にはオススメの資格です。特に室内空間のデザインに関係するインテリア関係や、化粧品業界でも色彩の知識は必要とされます。大手企業でもこの資格を推奨しているところは多いです。
カラーコーディネーター公式サイト
・インテリアコーディネーター
そして二つ目が「インテリアコーディネーター」という資格です。この資格はインテリアに関する幅広知識を有することを認定する資格です。インテリアの計画の作成やライフスタイルに合わせた居住空間の提案を行います。受験制限はなく、だれでも受験が可能な資格です。インテリアの仕事をするうえで、資格の取得は必須ではありませんが、認知度は高い資格のため取得による信頼度は向上するでしょう。
家具などを取り扱う通販サイトへの転職を希望する方は、業界の理解を深めるためにも取得してみると良いでしょう。
まとめ
さて今回の記事では、「通販・ECの転職に有利な資格」を4つのカテゴリに分けてご紹介してきました。
実際のところ、この資格を取得していれば転職に有利というわけではありませんが、通販・ECのビジネスや業務についての基礎知識を網羅的に学ぶには適しているといえるでしょう。通販・EC業界以外に活かせるマーケティングやCRMの知識も身につくので、興味のある方は調べてみるとよいでしょう。
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