コロナ禍でも強い!決算発表で増益増収となったEC関連企業
2021.5.11 カテゴリ:EC&通販の転職コラム
※画像はイメージです。
通販人材エージェントでは、通販企業や通販の転職に関する最新情報を毎週ピックアップしてご紹介します。
当社は通販を専門とする企業やメーカー企業の通販担当者の求人を専門に取り扱う転職エージェントです。EC業界への転職を検討している方や、通販業界でスキルアップ、年収アップを実現したいと考えている方はぜひご相談ください。
続々発表される決算発表。転職を考えている人は決算を読み解こう
5月に入り、1-3月期や3月が本決算の企業の決算が続々と発表されています。昨年度は1年間コロナ禍であったことからその影響の大小が色濃く出ています。
コロナ禍に売上を上げている企業は、どの企業なのか、どのような業界なのかを知ることは転職を考えている方にとっては特に重要です。
決算が良い=利益の出ている企業は、人材や教育、設備投資などへの投資に余裕がありますが、決算で減収減益となっている企業は行政が苦しく、投資に余裕がありません。もちろん減収となっている影響が、業績と連動しない場合もありますので、一概には言えませんが、決算をしっかり読み解き、その企業の成長性や業績などをしっかり読み取ることは重要です。
増益増収や過去最高益を記録したEC関連企業
当社は通販に関する転職を支援する転職エージェントです。ですので、通販企業に焦点を当ててみます。5月に発表された決算では、通販企業の増益増収や過去最高益の更新が大きなニュースとなっています。
Amazon決算 巣ごもり需要で純利益220%増の過去最高益
コロナ禍の巣ごもり需要の高まりを受け、大幅な増収増益で、売上高は前四半期に続けて1000億ドルを超え、純利益は過去最高を更新しています。
世界的な外出自粛の影響で、日用品をはじめとしたあらゆるモノを通販で購入するといった人はかなり増えたのではないでしょうか。
その影響でAmazonは過去最高益を達成しています。
参考:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2104/30/news070.html
MonotaRO(モノタロウ)1~3月は大幅な増収増益、営業利益33.4%増
工業用間接資材のネット通販会社大手のMonotaRO(モノタロウ)の2021年12月期第1四半期(1~3月)決算は、売上高460億円(前年同期比24.6%増)、営業利益60億円(33.4%増)となりました。SEMやダイレクトマーケティング、販促活動などを積極的に展開したことが大幅な増収増益に繋がっています。
また巣ごもりにより、エクステリアやインテリアのDIYが一大ブームとなり、個人による利用も増加したことが影響している可能性があります。
参考:https://diamond-rm.net/market/82811/
ZOZO決算は増収増益、営業利益58%増で過去最高を更新
株式会社ZOZOが27日発表した2021年3月期(20年4月~21年3月)連結決算は、売上高が前期比17.4%増の1474億200万円、営業利益が同58.3%の441億4400万円、純利益は同64.5%増の309億3200万円となった。
新型コロナウイルスの感染拡大を契機としたデジタルシフトによるプラス影響が継続し、好調に推移した。アパレルモールEC事業を主軸とするZOZOTOWN事業においても、新規出店数やアクティブ会員数、年間購入者数も増加し、売上高は10%増となっています。
コロナ禍による巣ごもりで厳しい局面を迎えているアパレル業界。オンラインを主軸とするZOZOTOWN事業は10%の売り上げ増となっていることから、リアル店舗が厳しい業界においてもオンラインは伸長していることが分かります。
またDX推進によりデジタルシフトを一気に進められたか否かも、業績には今後大きくかかわってくるでしょう。
未上場の中小企業でもEC関連企業は業績好調企業多数
今回は決算発表から通販企業の人気企業における増収増益、過去最高益のニュースをご紹介しました。当社が多く取り扱う中小企業や未上場の大手老舗企業でも、業績好調による人材の採用は急速に増加しています。
即戦力となるWEBマーケターやEC経験者は、新たな業種にチャレンジしたりキャリアアップを実現しやすい環境です。これからも将来性のある通販業界で転職を成功させたい方は、ぜひご相談ください。