ECサイト・EC部門立ち上げで必要な人材とは
2021.10.5 カテゴリ:転職ノウハウ
※画像はイメージです。
これまで自社ECを持たなかったメーカーなどの企業がオンライン化の潮流に乗り、続々自社ECやEC部門設立にかじを切り始めています。ECサイト立ち上げやEC部門を企業として初めて立ち上げる場合、必要になる人材についてご紹介します。
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通販部門立ち上げで必要な人材を、企業規模や目的に応じて適切にご紹介します。
業界特化で、かつ少数精鋭で紹介事業を行っているためミスマッチが少ないことが自慢です。
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自社ECサイトを初めて立ち上げる場合
企業として初めて自社ECサイトを立ち上げる場合、ECサイトのノウハウを持った人材が社内にいないことが考えられます。ECサイトを自社で開発して立ち上げる場合を除き、プラットフォームを利用する場合は最低2名以上の採用をおすすめします。
幅広い知識と経験を持つ責任者ポジション
まず1名はECサイト全般についてノウハウや経験を持っている責任者のポジションです。
バックオフィス、物流、CRM、外注管理、データ分析といったEC業務にまつわる幅広い知識を持ち合わせている人材が必要です。新規立ち上げで責任者ポジションであれば、年収帯は600万円以上となります。
また、責任者ポジションの採用でおすすめなのは、コミュニケーション能力に長けた人材です。
初めてのEC部門の場合、企業にとって今までにない新しい風が吹くことになります。他部署にとっても、これまでの業務に新しいECの手順や業務が加わる場面が出てくるかもしれません。そういった場合、変化を嫌う方による不満が出てくる可能性があります。
そういった他部署の方との折衝をうまくこなせるといった能力は、実はかなり重要な能力なのです。経験にだけ目を向けるのではなく、面接での人柄やコミュニケーションの取りやすさなども考慮に入れていただくとミスマッチが少なくなるでしょう。
サイト運用担当者
そしてもう1名はECサイトの運用担当者です。EC運用担当者は、どのプラットフォームを利用するかに大きく左右されます。プラットフォームの利用経験者でなければイチから操作を覚えなければならず、教育に時間がかかってしまいます。利用するプラットフォームを決定し、そのプラットフォームの利用経験のある運用担当者を募集しましょう。
「サイト運用担当者」と呼ばれる人材の経験幅は非常に曖昧で、顧客の受注対応、サイトのhtmlコーディング、WEBデザイン、在庫管理などどういった経験があるかはその人により異なります。EC立ち上げ初期では、出来る限り幅広く経験を持った人材を採用することをおすすめします。
とはいえ、なかなかそういった人材を採用することは難しいかもしれません。また予定年収により採用できる人材は左右されます。
全てができる運用担当者の採用が難しい場合はWEBデザインやコーディングといった、外注することができる部分については当初外注するといった判断もあるかもしれません。
立ち上げ初期のECサイトやEC部門では、やりたい事が多くても予算やリソースの関係で実現ができないというフラストレーションを抱えることが多くあります。責任者ポジションの人材がEC拡大にとって本当に必要な「やりたい事」を精査し、それを最低限の教育で実現する運用者がいれば、少しずつでもそういったフラストレーションを解消していくことができるでしょう。
プラスで採用をおすすめする人材
そして加えてもう1名採用をする場合におすすめなのが、今いるECチームの経験や知識を補う人材です。
EC部門を立ち上げ、運用していく中で何が不足しているのかということが見えてきます。同じサイト運用担当者の募集の場合でも、今働いている人材が苦手とする分野に強い人材であれば補い合うことができます。
ただし働くチームとの相性もとても重要ですので、知識や経験を補うだけでなく、人としての相性が合うかどうかについても考慮に入れるべきです。
まとめ
今回はEC部門立ち上げで人材を採用したい企業様、人事担当者様向けに必要な人材をご紹介しました。
しかしこれは裏を返せば企業が必要とする人材は何か、ということも示しています。
ご自身が新規立ち上げに興味があったり、自分のスキルの活かし方に悩んでいる場合、こういった企業の立場からどのような人材が欲しいかをイメージして、適切にアピールすることを心掛けると転職活動はスムーズに進みやすいでしょう。
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