EC&通販サイトのDTPデザイナー求人
DTPはDesktop publishing(デスクトップパブリッシング)の略称で、WEB媒体ではなくチラシやポスターなどの紙媒体に対するデザインや出版までの作業を担う仕事を指します。
ECサイトを運営する企業では、商品チラシ・パンフレットの制作や通販の同梱物のチラシ、通販カタログ・PR誌などの制作を担当します。近年はWEB媒体が急速に伸びてきているため、紙媒体をメインとする企業は縮小傾向にありますが、定期購入や単品リピート通販に必須の同梱物の販促物など、EC通販サイトではDTPデザイナー・オペレータの需要は高く、経験が少ない人にも人気の職種です。
DTPの求人一覧
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DTPのEC求人・転職ポイント
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DTPオペレーター/デザイナーの仕事とは?
DTPは大きくDTPオペレータとDTPデザイナーの2つに分けられます。それぞれ異なる担当者が在籍している場合や、どちらの仕事も兼務して業務に当たっている場合もあり様々です。
DTPオペレーターは一般的にはデザイナーがデザインした原案に対して指示に従いつつ、実際に印刷物として出稿できるようレイアウトしていく仕事です。チラシなどのデザインにはAdobe Illustratorを、ページ数のある出版物にはAdobe Indesign、画像の加工などにはAdobe Photoshopを使用して作業を行うためこれらのデザインソフトが使用できることが最低条件となるでしょう。DTPオペレーターはデザイン自体は行わないためその業務範囲は狭く、年収も低く設定されていることが多いです。
一方DTPデザイナーは、チラシや通販カタログ、商品パッケージなどのデザインを担当します。DTPオペレーター同様のデザインソフトを使用しますが、デザインスキルも求められるためDTPオペレータ―よりも活躍の幅は広く設定されています。
また制作指示を受けてデザインをするだけではなく、制作物の構成案や企画から撮影、キャッチコピーの設定など制作物の企画からデザイン~出稿までの一連の流れを担当することも多いです。限られたスペースでいかにわかりやすく商品や企画の内容を伝えられるかが求められます。 -
EC通販会社でのDTPオペレーター/DTPデザイナーの業務とは?
EC通販会社におけるDTPデザイナーの業務は、取り扱いしている商品の販売促進、定期購入促進を目的としたチラシ、POPのデザインや、新規獲得を目的としたポスターのデザインがメインとなります。扱っている商材によっても業務範囲は異なり、他社の商品を多く扱う総合通販ではチラシや通販カタログなどを担当することが多く、自社商品を扱っている企業では商品パッケージのデザインを担当することがあります。自社ブランドを展開している企業では販促物やマーケティング手法が幅広いため、それに伴った紙媒体のデザイン業務量も多くなります。
より裁量を持って仕事を行いたいDTPデザイナーの方や、スキルアップを目指す方は総合通販企業ではなく自社ブランドを展開する企業のDTPデザイナーを目指すといいでしょう。
通販・ECにおけるクリエイティブは、ブランドメッセージの訴求というようなものよりも、そのクリエイティブによって「どれだけ多く売れるか」が勝負です。マーケティング担当者と協力しながら、コピー・画像など多数パターンを制作し、A/Bテストを通じて少しでも多く売れるクリエイティブを目指していける能力が必要です。 -
DTPオペレーター/DTPデザイナー転職のポイント
Adobe Illustratorをはじめとしたグラフィックソフトが使用できることはもちろん、DTP・グラフィックデザイナーとしての実務経験、DTP全般(企画から入稿まで)に関する知識・実務経験を必須条件として求める求人がほとんどす。それに加えて印刷業界での経験や制作物の企画やWEB媒体のデザインに対して積極的な人は企業に好まれる傾向にあります。またDTPデザイナーの求人では、デザインスキルを確認するために採用時にポートフォリオの提出を求められることがあります。これまでに制作した実績を掲示できる場合は、ポートフォリオについても予め用意しておくべきでしょう。
DTPの経験がない人でも、未経験で採用を行っている企業もあります。アシスタント等で入職し、経験を通じてDTP独特の文字詰めや色校正についての専門的なスキルを身に付け、ステップアップしていきたいという意欲の高い人は未経験でもチャレンジできるでしょう。
「デザイナーからディレクターにスキルアップを目指したい」「紙媒体からWEB媒体にスキルチェンジをしたい」まずはあなたのお悩みをお聞かせください。通販人材エージェントが最適な求人探しをお手伝いします。