【前編:第2/6話】アポは取りまくるのに受注ゼロ。「辞めてくれ」と言われてからの大逆転

2021.12.7  カテゴリ:社員ブログ

※画像はイメージです。

著者プロフィール画像
この記事の担当
川井 香織
株式会社ニュースター
キャリアアドバイザー/国家資格キャリアコンサルタント

EC・通販業界に特化し「いい転職ができる」「求めていた人材が獲得できる」と業界内では知る人ぞ知る人材紹介のプロフェッショナル、弊社代表の寺田勝人。現在大活躍する寺田も、新卒で入社した人材紹介会社では成績が残せず、上司に「辞めてくれ」とまで言われていたそうです。

寺田 勝人(てらだ まさと)/代表取締役・キャリアコンサルタント

1974年 、大阪生まれ。同志社大学法学部法律学科卒業後に入社した(株)社リクルートエイブリック(現リクルートキャリア)では、上場を目指すITベンチャー企業を中心に、BtoB、BtoC問わず幅広い業界で人材紹介を行い、その後向かったグループ企業の(株)リクルートエックスでは、エグゼクティブ領域を専門に、経営ボード人材の紹介を担当。2006年、出前館を運営する夢の街創造委員会株式会社(現株式会社出前館)に入社し、執行役員としてヘラクレス上場を経験したのち、2010年に独立。株式会社ニュースターを創業。これまでの経験を活かし、現在、EC・通販業界に特化した転職をサポートしている。

 

前回の記事はこちら↓↓↓

【前編:第1/6話】「親父を助けたい」という思いで選んだ、新卒でリクルートという選択

 

10年で辞める宣言で意気揚々と入社、アポ獲得数もNo.1

——リクルートエイブリックに入社後、どんな配属でどのような仕事からスタートしたんですか?

いや〜それが、採用面接の時に「君は将来何したいの?」って当時の社長に聞かれて、「10年くらいで独立しようかと思います。どちらにせよ家業のこともあるし辞めるつもりです」とか訳の分からないこと言っちゃったんですよ。当時は何も考えてなくて(笑)
人徳者の社長は「じゃぁ、うちで修行したらいいよ」って言って内定をくれたんですが、その発言の影響もあってか、配属されたのがベンチャー・中小企業の新規開拓チームでした。

同期が20人ぐらいいて、頭が良さそうな同期は既存の大型クライアント担当になって勝手に売り上げ上がってくるような感じだったんですが、僕はゼロからクライアントを探すのが仕事でした。

——フロムエーでの実績もありますし、寺田さんにぴったりな配属ですね。

そうだと思うでしょ?でも、1年ぐらいは鳴かず飛ばず。暗黒時代ですよ(笑)

——え!?そうだったんですか?

初めはめちゃくちゃ良かったんです。
一番最初にやったアポ獲得大会では、圧倒的なNo.1でした。
多分これがリクルート人生、絶頂期(笑)

そこから落ちるのはあっという間です。結局、アポイントは取れるんだけど、その後がまったくダメでした。

華々しい社会人スタートからの転落

——何がダメだったんですか?

「お客さんは寺田がそもそも何を言ってるか分かってない可能性が高い」
というのが、仲の良かった先輩の分析でした。実は入社したのが社名変更の直後だったので、「リクルート人材センターを改め、リクルートエイブリックの寺田と申します」とテレアポの第一声で言っていたんです。ただでさえセリフが長い上に、僕は舌も長いし早口。

「エイブルと間違えてるんじゃないか?」
なんて、先輩が指摘してくれました。

——エイブリック…エイブル…。たしかに(笑)

それに、先輩からのアドバイスでとにかく時間を言えって言われてたんですよ。
いきなり「明日15時に行きます」とか「明後日15時に行きます」って言って、だめだったら「いつだったらいいですか?」って。

他の同期は「私どもはリクルートの中で人材紹介でナンバーワンで、成功報酬で行なっていて…」とか電話口で語るわけですよ。僕はそういうことは一切言わない。
とにかくリストをたくさん集めて、数をかけまくるスタイル。

そうやって早口でどんどん日程を詰めていくので、相手は何のアポイントかも分かっていなかったでしょうね(笑)

——実際アポイントに行ってみて、相手の反応はどうだったんですか?(笑)

それはもう、酷いのばっかり。お察しの通りですよ。
そんな風にアポイント取っているから、全然受注できない。というか、完全成功報酬なので、受注はできても決定できないような中小企業ばかり。。。特に企業担当・個人担当が別れているリクルートエイブリックのような大手では、働きやすそうな企業であっても、採用広報が下手で、情報が少ない企業は、個人担当のキャリアアドバイザーに魅力が伝わらないんです。

浅草のアポイントに行ってみたら、老舗のスパゲティとか天ぷらとかの模型サンプルを作る職人さんしかいないような会社だったり、別のアポイントに行ってみたら、駐車場のオーナーだったり。

いい人たちだから、わざわざきてくれたなら一応聞くよって言ってくれるんです

それに、転職したくてリクルートに相談しにきてる人の中に、そういう会社に行きたい人は少ないですよね。完全にミスマッチなんです。

「辞めてくれ」と懇願されるポンコツ新卒

そんなだから、受注をくれるところはあっても、結果マッチングしない。成功報酬なのでその受注も意味なし。アポイントについてきてくれる上司も呆れてましたよ。

同期や先輩は、恵比寿にあるイケてる会社とか、ソニー〇〇とか、明らかにカッコいい案件持ってきているのに、僕は全くもって売り上げがなくて。

ついには、先輩から辞めてほしいと言われました。

——え!退社ということですか?

そうです。毎週毎週、辞めてほしいって言われてましたね。でも僕はせっかく入社したんだし辞めたくなくて。

1ヶ月ぐらい辞めようか悩みながらも、なんとかしなきゃと思って、土日も会社に行ってリストアップとか一生懸命にやってました。そうしたら、その一生懸命にやってることがよくわからない自信に繋がってきちゃって、開き直ってきちゃいましてね(笑)

上司にそんなこと言われる筋合いはねぇ!元来そんなに仕事が好きでもない自分がこんな頑張ってるのに、なんで辞めろなんて言われなきゃいけないんだ!って思えて、そこから逆切れモードですよ。
「先輩悪いけど、あなた僕のこと採用したのに僕が辞めたら、成績下がりますよ」なんて言っちゃって。

そんなこんなで、毎週「辞めろ」と言われ続けても「またまた冗談言っちゃって」なんてしぶとくやっているうちに、採用が決まる案件が出てきたんです。その後くらいからだんだんと変わってきましたね。

ITバブルの幕開け

——さきほど、1年間鳴かず飛ばずだったとおっしゃっていましたが、再浮上するきっかけは何かあったんですか?

僕がリクルートエイブリックに入社した1998年は、サイバーエージェントが創立した年でした。
入社2年目に入るくらいのタイミングで、そのサイバーエージェントにアポイントを取って訪問したんですよ。
そうしたら、アポイントの相手が社長の藤田さんと副社長の日高さんでした。

実は僕、就職活動でインテリジェンスも受けていたんですが、その過程でまだインテリジェンスにいらっしゃった日高さんとお会いしてたんですよ。僕は身長がデカいし、ベラベラしゃべるし、その上インテリジェンス(現パーソルキャリア株式会社)元社長の鎌田さんに顔が似ているとかで、覚えてくださっていて。

「まだ5人しかいないから、うちおいでよ」と誘ってもらったのをお断りし、日高さんから受注をもらいました。そこから僕の業績は爆上がりですよ。

堀江貴文さんを紹介してもらったり、今はもうユニコーン企業となった会社を紹介してもらったりで、伸び盛りのITベンチャー企業をたくさんクライアントに持つようになりました。

——すごい。そこから快進撃がはじまるわけですね。

2年目は、それで成績がものすごい華々しくなったんです。
「寺田は何か持っているぞ、ノウハウは寺田に聞いたらいいぞ」みたいになって、周りの反応がガラッと変わりましたね。

オプト、セプテーニ、楽天と、時代を彩る企業の採用のお手伝いを数多くさせていただきました。

 

次回は、「リクルート絶好調時代からの転落」のお話をお届けします。

 

次の記事はこちら↓↓↓

【前編:第3/6話】3年目の天狗からのバブル崩壊。企業マニアになり”本当の人材紹介”を知る

著者プロフィール画像
この記事の担当
川井 香織
株式会社ニュースター
キャリアアドバイザー/国家資格キャリアコンサルタント
国家資格キャリアコンサルタント/チャイルドカウンセラー/家族療法カウンセラー EC業界での経験を活かし、EC業界に特化したキャリコンを目指しています。また、不登校の子どもに寄り添う支援もしております。

転職サポートに登録


カテゴリから求人を探す
Search from category


EC&通販業界に精通したAgentが、
あなたに最適な求人を探します。

EC&通販業界のキャリアを活かせる案件のみご紹介。
業界内での市場価値も分かります。今すぐ転職、いつかは転職。

業界内での市場価値を知りたい方もまずは、無料でご相談ください。

転職アドバイスを受ける

今すぐ無料相談

EC&通販業界のキャリアを活かせる案件のみご紹介!お気軽にご相談下さい。

転職サポートに登録